複製 CGパースのケーススタディ~マンションのロビー その2~
2015/11/07
前の記事(CGパースのケーススタディ~マンションのロビー その1~)の続きです
ランプのかさの光が透けるような効果(CGパース)
1.先にマテリアルを取得でVRaylightMtlを入れます
2.パラメーターのopacityのところで二番目のチェックを入れます
3.作ったマップを画像に丸をつけたところに入れます。
CGパースソフトを使って、マンションロビーのランプかさのマップを作るとき、ライトが光っているようになるので、上下にややグラデーションをつけます。
このようにです
奥にある二つの赤いランプも同じ方法でテクスチャを作ります。
CGパースでのマンションロビーのライティングについて
CGパースソフトを使ってマンションロビーのライティング処理を行う場合、室内にあるランプのかさは発光する効果がありますが、本当のライトではありませんので、環境や家具に影を落とす事はしません。しかし、実際にこの空間はいろんなライトや物の反射に影響されて今の色調と明度になったものです。そのためランプのかさの中に本当のライトを設置しないといけません。
このマンションロビーの採光は左側の大きい窓からで、外の太陽光は左側に設定し、青みがかかった光を入れるように、外側に別の板ライトを置き、床の色をちょっと青く染めます。
室外からの光は太陽光だけじゃなく、環境にいろんなものが太陽光を当たって反射した光も窓を通って、マンションロビーの景色に影響を及ぼします。実際にどんなものの反射があったのかは、写真だけではわからないので、結果を真似することしか出来ません。
マンションロビーの壁は外からの光を受け、ある程度の反射をするので、反射が強すぎないように外側に配置する板ライトの角度や光の強さをCGパースソフトで仮レンダリングしながら調整していきます。壁に設置されているライトはVrayIESライトを使いました。ターゲットの方向を微調整して、光の方向と壁に当たる形を決めます。
奥の壁の外側からの光が、画面をちょっと逆光のようにしたので、壁の後ろにも板ライトを設置します。モデリングの段階でレンダリングした画像と見本の写真とまったく同じ画像のようにつくるのは技術的にまだ出来ません。見本写真もCGパースソフトでいろいろいじられているので、レンダリングした画像が80%の完成度であれば、レッタチのほうに進みます。
今回のレタッチは光の調整と観賞植物がメインです。画面全体にトーンカーブを使って明暗をさらに強くします。絵のインパクトを与えるためのひとつの条件は明暗です。人に見てもらいたいところで明暗を強くする方法は、色々な有名な西洋絵画によってもよく使われています。そしてCGパースソフトで、マンションロビー奥にある二つの赤いランプの両側をちょっと明るくして、逆光の効果をかけます。手前のランプにもグラデーションをかけて、もっと立体感を作ります。ちょっと細かいかもしれませんが、個人的に床のタイルの立体感も気になるので、CGパースソフトの直線ツールでハイライトを引きます。
最後に観葉植物を入れて、周りの明度を合わせたら、完成です。
イラストレーター 黄




